日曜・木曜クラス作品

もうすぐ夏ですが、日曜クラス大橋さんの「土鍋の蓋」の作品です。ボディーは無印の既成の土鍋です。蓋が割れてしまったのことで、そのサイズに合わせて制作!見事にジャストサイズで焼き上がりました。色も形も言うことなしです。ただ若干持ちにくかったと反省なさっていたので釉薬の表面を砥石で少しざらざらにして、OKとなりました。それにしても形も歪まず綺麗に出来たと思います。タタラ作りで釉は鉄織部です。

木曜クラス澤田さんの制作途中の長い花器。
7,8月は教室の16周年で大型作品の焼成費を特別価格になることもあって、木曜日のクラスでは大きな作品が流行っています。この作品は窯に入る限界の長さ(高さ)です。
どんなふうに焼き上がるかとても楽しみです。
トップ画像変えました^^

教室の目の前にまた大きなビルが出来る。完成すると駅前にはツインタワーのような景観が広がる。
昨日、水曜日の講師をしてくれていた才木君の展覧会を観に、初めて岐阜の街の中をずっと奥まで歩いていった。僕が子供の頃(祖母の家が岐阜にあった為時々訪れていた)はまだ柳ヶ瀬や駅前にはデパートやファッションビルなどが幾つもあり賑わっていたのに、閑散と寂れたアーケード街と消えたネオンが心に残った。
駅前の再開発で大きなビルは出来て来るが本当にそれがこの街の活性化に繋がるのだろうか?
駅前の小さな一本の通りに、飲み屋と若目の服屋が幾つも並ぶ所がある。活気と喧噪が黒い空の下に一つの光る小さな星のように滲んで広がり、何となく救われた気がした。
僕は2歳まで岐阜にいた。30歳を過ぎてまた岐阜に来るようになった。
美しい川と山があり、歴史を感じる古い街並も残っている岐阜はとても素敵な所だと思う。都市と自然、その中に何を育めば街は豊かになるのだろう?
何も出来ないけど、スタジオレコードがその何かの端くれであるようにと思ったりする。