木曜クラス、還元作品

木曜・昼クラス荻野さんの抹茶茶碗。
素焼き後、もみじを貼った素地の上からベンガラを塗り、その後、赤志野釉を柄杓がけ。
この釉薬は還元焼成がとてもお薦めです。ベンガラの発色も良く、釉の濃淡による色の変化も美しく出ました。
お抹茶の色がとても合いそうな良い茶碗ができたと思います。

木曜・夜クラス、長田さんの作品。
手前のお皿は電動ロクロにて成形。奥の二つは既存の素焼き素地に色付けした物です。
赤志野のほんのりとしたオレンジ色(手前左)と御深井釉の水色の淡い濃淡(手前右)が優しく、とても料理が映えそうないい色です。
後ろのカップも左側は御深井釉、素地が茶色のなでグレーっぽい色になって、それもまたいい感じです。
右側は織部釉。渋い色みに落ち着きがあります。
還元焼成は深みのある色が出やすく、質感も焼き物ならではの奥行きとあたたかさが感じられるものになることが多いです。
教室では数ヶ月に一度しかやっていませんが、参加作品が多ければもう少し焼成頻度を上げていきますので、ぜひご参加ください。
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